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2007年6月 6日 (水)

ふれあい

先日、そうじをしていたら、懐かしい本が出てきました。

その本は10年ほど前・・・

当時、わたしは鍼灸の学校に通っていました。

自分の病気の時に鍼灸で助けられたから、鍼灸師になるといえばちょっとカッコイー?感じがするかもしれませんが。

治療の世界のことなど知らないド素人!!

学校に入ったはいいけど、人の触り方もわからない!病気の名前も知らない!解剖の知識もない!

授業を受けてもチンプンカンプン(?_?) 鍼を打つのもこわい!

自信がもてなくて、この道に入って良かったのかな?何を軸にがんばればいいのかもわからなくなっていました

そんな時に出会ったのがこの本 「ふれあい療法」 春秋社 でした。

治療は体に触れることから始まります。そのことの意味がわかれば何か変わるのかな?と単純に思い読み始めましたが、

この本を読み終わった時、これからなにを大切にすればいいのかがわかった気がしました。

この本はさまざまなふれあいについてのエピソードを交えながら、ふれあいの大切さやふれあいの仕方を教えてくれます。ふれあいは身体的なHUGやタッチングだけでく、言葉や態度など心のふれあいも含まれています。

読んでいるだけで、心が温かくなる話が多いのですが、中でも一番わたしの好きなお話がありますので簡単に紹介します。

ニューヨークのある病院に年齢は三歳なのに、身長と体重は1歳半ほどにしか成長していないナンシーという女の子が連れて来られました。

三ヶ月の治療をしてもあまり変化がなく、不審に思った医師が看護士に尋ねると

入院後、一度も両親が会いに来ていない。そしてこれからも会いにこれないということがわかりました。

そこで医師はナンシーに欠けていた心のケアをするアイデアを思いつきました。

ナンシーのベッドを病院の一番人通りの多い廊下に置き、そこにメッセージを添えました。

わたしの名前はナンシーです。そばを通る方で時間のある方は私を抱きしめ、頬ずりをしてください。そして‘ナンシー’と呼んでください。時間の足りない方は、せめて立ち止まって‘ナンシー’と呼びかけてください。本当に時間がなくて急いでいる方は、走りながら微笑みを投げかけてください。

これに応えて、通りがかりの医師、看護士をはじめ、職員や外来の人々が協力し、その結果、三ヵ月後にナンシーの体重と身長は標準に達したそうです。

抱きしめてあげる。触れてあげる。名前を呼ぶだけでもいい。微笑むだけでもいい。

自分にできるちょっとしたふれあいが集まれば、こんな素敵な奇跡を起こすこともあるのです。

久しぶりに読んでみて、改めてふれあいの大切さと、たくさんの人々とふれあえる毎日に感謝します。

日々の生活の中で自分にできるふれあいを大切にしていくと、素敵な奇跡が起きるかもしれませんね。

お読み頂きありがとうございます。

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