力を抜いていきてみよう
2007年も終わりに近づいてきました。
どんな一年でしたか??
2007年、わたしにとっては新たな年でした。
東京にセミナーに行ったりアクティブに過ごしていたように思いますが、気持ちとしては静の一年でした。
今までは前向きにどんどん進んでいくものだ~!!と宙に浮きながら生きてましたが・・・(^_^;)
気持ちが落ち着いて、動きのない感じでした。
今は動く時ではなく、ゆっくりするときなんだ。
人はいつもいつも前向きに進むだけではなく、休むことも生きるってことなのだと教えられた気がします。
今振り返ると納得できますが・・・
実際はずっと動いていた人が止まるのは難しく、止まっていることに不安を感じてジタバタしてみたり、怠けているように感じたりとうまく休めなかった気がします。
静を楽しめる人こそが動を上手にできるような気がします。
来年は今年の教訓をいかして、動と静をうまく使い分けられる人になりたいなと思います。
わたしのお話はさておき・・・最近知ったお話を今年最後に紹介したいと思います。
マンガでお馴染みの一休さんのお話です。
一休さんは実在する人物だったそうで、偉い和尚様だったようですね。
その一休和尚が臨終の時に
「仏教が滅びるか、大徳寺が潰れるかというような一大事が生じたら、この箱を開けなさい。」と遺言を述べて、一つの箱を渡したそうです。
その遺言を守り、弟子たちは多少の問題が持ち上がっても自分たちで解決し、決して箱を開けることはなかったそうです。
しかし長い年月を経たとき、大徳寺に大問題が起こりました。
自分たちではどうにもできないと落胆し、ついに遺言状の入った箱を開きました。
すると
その箱の中に入っていたのは一枚の紙でした。
そこに書かれていたのは・・・・
「なるようになる。心配するな。」
弟子一同の心は緊張と不安でいっぱいでしたが、この言葉で肩の力が抜け、難問を解決することができたそうです。
さすが問題解決・頓智の師匠「あわてない。あわてない。一休み・一休み。」の一休さんですね★
問題が起きると不安に襲われて緊張し、つい深刻になってしまいます。
力んでいては、良い考えは浮かびません。
力を抜いて問題に取り組めば、必ず道は開けると一休さんは伝えたかったのかもしれません・・・
「なるようになる。心配するな。」と力を抜いて道を開けていきましょう。
2008年が皆様にとって、幸多き一年になりますようにお祈り申しあげます。
お読み頂きありがとうございました。
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コメント
kaemiさんへ
お久しぶりです!
お忙しそうで、なによりです
わたしは、久しぶりにオーストラリアに帰国?!しました。
自然がいっぱいで、
心身共に充電された気持です
kaemiさんの元気な笑顔が見れるのを楽しみにしています
投稿: sumiyo | 2008年4月 5日 (土) 10時19分
スミヨさんお元気ですか?
いつも、どうしているのかなぁ~って心で思っています。
私も、バタバタと動いていてなかなか お世話になりに行けなくて・・・
近いうちよろしくお願いします。
あの師匠(BIG BODY)にご飯連れて行ってもらいましょうね~
今の時期 かぜ引きやすいので気をつけて下さいね。
投稿: kaemi | 2008年4月 2日 (水) 22時37分